電車線屋による電験一種への挑戦

電車線屋は力学しかできないなんて言わせない!電磁気学や電気回路などの電気工学をマスターし電験一種の取得を目指すブログ(平成27年、ついに電験1種合格!)。鉄道電気技術(電車線技術)、発電・送電・変電・配電・電気機器・パワーエレクトロニクス等の電力技術、電験過去問(一種・二種・三種)も分かりやすく解説!目指せ第一種電気主任技術者!

2017年03月

キーワード:誘導起電力、ファラデーの法則、磁束、巻数、三相交流、三相同期発電機
難易度:★★★☆☆(三種レベル)

誘導起電力の大きさ

前回の記事では、同期発電機における周波数はどのように決まるのかについて解説しました。
発電機にとって周波数と同じくらい重要な要素は、やはりどのくらいの起電力が発生するかですよね。
ということで今回は同期発電機が発生させる誘導起電力について考えてみます。
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距離÷時間で求まるのは平均速度

電気理論の解説に本格的に入る前に、必要な数学の解説をしておきます。
今回は『微分』について考えましょう。

微分・積分と言えば高校の数学でも最も難解な分野の1つというイメージを持っている方も多いかと思いますが、分かってしまえば実に簡単で、しかも電気工学の理論を考える上で非常に重要な数学テクニックです。

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