分野:統計学、経済学
大数の法則とは?
大数の法則とは、1回の試行につきある確率(数学的確率・理論的確率)で起こる出来事について、何回も試行を繰り返せば、実際の確率(統計的確率・経験的確率)は理論的確率と等しくなる、という法則のことです。
例えば、サイコロの各目が出る理論的確率が1/6ということはご存知かと思いますが、実際に6回振ったとき『1の目』が1回、『2の目』が1回・・・というように各目が1回ずつ出ることはまず起こり得ませんよね。
しかし、サイコロを600,000回振ったとすれば、『1の目』が100,000回、『2の目』が100,000回・・・と、1/6に限りなく近づいていく、ということをこの大数の法則は示しています。