電車線屋による電験一種への挑戦

電車線屋は力学しかできないなんて言わせない!電磁気学や電気回路などの電気工学をマスターし電験一種の取得を目指すブログ(平成27年、ついに電験1種合格!)。鉄道電気技術(電車線技術)、発電・送電・変電・配電・電気機器・パワーエレクトロニクス等の電力技術、電験過去問(一種・二種・三種)も分かりやすく解説!目指せ第一種電気主任技術者!

カテゴリ:電験 > テクニック

距離÷時間で求まるのは平均速度

電気理論の解説に本格的に入る前に、必要な数学の解説をしておきます。
今回は『微分』について考えましょう。

微分・積分と言えば高校の数学でも最も難解な分野の1つというイメージを持っている方も多いかと思いますが、分かってしまえば実に簡単で、しかも電気工学の理論を考える上で非常に重要な数学テクニックです。

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理論科目について

前回述べましたが、私は電験の『理論』科目を常に8割以上取れる自信があります。
三種にしても一種にしても、これまで受験した理論科目は全て合格しており、過去問を解いても合格点を下回ったことは一度もありません。

そう言うと「頭の出来が違う」とか言ってくる人がいますが、当然同じ人間ですので頭の出来は大差ありません。
むしろ私は記憶力の悪さがコンプレックスなくらいですから、人よりも頭の出来は悪い方でしょう。

それではなぜ理論を常に8割以上取れるだけの自信を持つことができたのでしょうか。
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今日は待ちに待った電験一種・二種の二次試験の合格発表です。

私は電験一種を受験しており、過去の記事にも書いた通りそれなりの手応えを感じながら発表を待っていたのですが、結果は・・・。
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正攻法だけが解法じゃない

これまでも話してきたとおり、電験では一種、二種、三種を問わず、ある程度の数学力が求められます。
とは言え、高校数学程度が身に付いていれば恐れるに足りないでしょう。

しかし高校数学を詰め込んだだけでは、正攻法ばかり選んでしまうため、意外と遠回りな解法になりがちです。
そうすると、やっていることは間違っていなくても、どうしても答えを導き出すまでに時間がかかってしまい、タイムオーバーということになり兼ねません。

電験は時間との勝負なので、このような事態は極力避けたいところです。

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総まとめ

これまで3回にわたって、普通の電卓では計算困難な関数を容易に計算するためのテクニックを紹介しました。
しかし話の流れを重視した構成になっていたため、うまくまとまっていない部分がありましたので、今回の記事ではそれらのテクニックをまとめます。

電験受験者で、テクニックのみを知りたい方は、今回の記事のみ参考にしていただければ、過去3回分のテクニックが全て分かります。
逆にテクニックの理論的な背景などに興味のある方は、以下に示す過去の記事をご参照ください。

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